『そして気がついたら20年・・・』

いやもう・・・
完全に「だから何?」なんですが
HARD SELECTION始めて20年なのです。
1994年の12月が第1回なのです。
今月でちょうど20年!

たまげた(笑)

始めた時に居た人達
結構まだ現場に居るという(笑)
私を含めね・・・。

今年はホントにスペシャルな1年で
SHOW-YAさん
アースシェイカーのMARCYさん
キープロさん
VooDoo Hawaiiansさん
なんて人々が本荘に来てしまい
それに我がHR研究所は深く絡まり
一緒にみんなでお酒を呑み
「これ何?夢?なんで俺はこの人達とお酒呑んでるの?」
という瞬間を研究所員みんなで感じたのです。

スペシャルだった・・・・ホントに

脱線してますが
20年だから感慨あるのかというと・・・
良く分からんのです。

楽しくはやってきました。
当初からのイベントの背骨はずっと変わらなかったし

ま、その辺緩め設定でもあったのですけど

ただ一つ今年思ったことは
いつも以上にプロのアーティストさんを迎えた今年は
少なからずイベント仕切る作業を
ルーティンでやってきたおかげで
なんとかなったといいますか・・・
ここに今までのイベント経験が・・・セレクションに限らずですけど
結実した1年であったように思います。

ダラダラとだけど
やってきって良かった・・・って
思いました。

良いのか悪いのか分かりませんが
ウチの班が絡んだ時の
撤収作業の尋常ではない早さ
しかもなんか阿吽の呼吸で進んでいくサマは
圧巻というか・・・
そこに何の意味があるのかと聞かれると
「良くわかんね・・・けど良いでしょ」
と(笑)

アクアパルにしろカダーレにしろ
あんだけあった機材が
30分もすると綺麗になってるというのは
凄いと思うんですけど(^_^;)

みんな早く打ち上げに行きたいだけという話でもあります(笑)

撤収だけの話ではなく
急場の処理能力も高いし

やっぱり手作りでやってきたからこそね・・・

もともと由利本荘はライブハウスないから
そうするしかなくて
ウチのイベント以外でもその傾向は強いワケですが。

ちょっと偉そうですね。
20年目でちょっと浮かれてるかもしれないので
大目にみてください
m(__)m

とりあえず20年やったので
あとはいつ終わっても良いのですが
止めちゃうと寂しがる人が結構居るみたいなので
もう少し続けてみようかと思ってはいます。

来年50歳なのにロクに進歩してないね。

おかしいんだよなぁ・・・
『30歳になったらバンドは卒業して仕事に生きる!』
って思ってたのが
こうなってしまうという・・・。

ああ
まったくコレに関して後悔してません。

田舎だからこそこういう形がありえたので。



若い人達がなんか蠢いてくれてるのを
暖かく見守りたいです。
彼らに言いたい事があるとすれば
「常識守ってね」
かな(笑)

自分が一番気を配っていたのは
バンド関係者の悪評が他に影響を及ぼしたりするのがダメ!
と思ってました。
ウチの誰かが迷惑かけたりしたことが
バンド関係者一括りで世の中に捉えられ
施設を借りられないとか
世の中にNGな集団と思われるのが嫌でした。
なので
そこに思いの至らない
「自分たちが良ければ良い」
なイベントはホントに嫌いでした。
幸いそういう企画は長くは続かないワケですが・・・。

それゆえに
「小松さんは真面目すぎる」「固すぎる」
なんて評判も一時立ちました(笑)

「行政は敵じゃない!」
とも思ってました・・・・。


脱線しました。

若い人々には
一瞬の花火にならないように
いろいろ考えて進めて欲しいなあ
とか思ってます。

自分もですが
言われて理解できる人は意外と少なくて
痛い目みないと身体に入ってこないんですよね。
「だから言ったじゃん」
「すいません」
なんです。


なんて偉そうに言えるのもいつまでかなぁ・・・
最近はちょっと
「やればいいじゃん!」
にもなってきてます。

ということで
20周年だからなんかやるとか今のところ予定ないです(笑)

最後に
由利本荘の全てのバンドマン

ずっと暖かく付き合ってくれてるマイ・ソニックさん

言いだしっぺのOさん

絡んでくれた事のある全てのバンドに
深く、深く御礼申し上げます。

25歳で秋田帰ってきて
こんなに風な『幸せ』が待ってるとは思ってませんでした。



ありがとうございます。




30年は無理な気がする(笑)



<2014年12月5日>